Monthly Archives: 7月 2022

どうしてお金が増えないのか?

このページは、メルマガ、公式LINE読者さんから頂いた質問を元に作成します。

 

これからせどりを始めようとしている方

 

せどりを始めたばかりの方

 

せどりの成果が伸び悩んでいる方

 

などにお役立て頂けると思います。

 

頂いた質問に対する回答を、僕の目線で答えていきます。

 

とはいっても、全てが正解ではないと思いますし、違う考えをお持ちの方もいらっしゃると思います。

 

ひとつの考えとして、また悩みの共有としてご活用頂けると幸いです。

 

ぜひ、ご活用ください♪

 

それでは、早速いってみましょう!

 

 

誰しも一度は、経験した悩みかも知れませんね。

 

お金を増やすために始めたせどりなのに、全然お金が増えない・・・

 

それどころかむしろ残高が減っているなんてことはありませんか?

 

実際に何が起きているか?の現状把握とその解決策について書いていきます。

 

せどり初期の頃は特に、資金が潤沢ではない方が多くなってしまいますので

 

ここはなんとか乗り越えておきたい壁ですね。

 

現実的に手元にお金が残らない理由は必ず数字で表すことができます。

 

ですから、お金の出入りを可視化することが一番分かりやすいですね。

 

これが現状把握になりますよね。

 

そして、生活費と一緒にお金の出入りを管理するとわけが分からなくなりますので

 

必ず分けて管理するようにします。

 

基本的に利益は次の式で考えられます。

 

売上-仕入額-諸経費=利益

※諸経費=送料、Amazon手数料、交通費、通信費など

 

これは営業利益の式となります。

(Twitter等で見かける数字は粗利益が多く、粗利益には諸経費が含まれません。)

 

例えば

 

100万(売上)-70万(仕入額)-15万(諸経費)

 

=15万円の利益となる。(利益率15%)

 

この数字だけ見ると、15万円お金が増えていることになります。

 

とは言え、手元にお金が残らない・・・

 

それは、保有している在庫を忘れていることが多いです。

 

月末にこの計算をした場合、その時点で在庫として残る仕入額はいくら残っていますか?

 

在庫が15万円分あるのであれば、差し引き0円となりお金は残りません。

 

この事実を受けて考えられる対策はまず、在庫の金額も含めたうえでお金の出入りを見える化することです。

 

そうすると、自分の手持ち資金の増減が明らかになります。

 

押さえておきたい数値は

 

・仕入れ額

 

・ツール、通信費

 

・Amazon手数料

 

・送料

 

・交通費

 

・家賃

 

そうそう、税金も考えなければなりません。

 

分かる数値はできるだけ並べてみてせどりにおける資金の増減を数値化しましょう。

 

お金の出入りを見える化すると、思いのほかお金が掛かっていることに肩を落とすかも知れません。

 

大丈夫です。安心してください。

 

ここからは、改善策を考えていきましょう。

 

どうしてお金が増えないのか?それは、人によってそれぞれ原因があると思います。

 

今日も例を出しますね。

 

先日、少し流行っていたiPhoneを仕入れて買取屋さんへ買取依頼する手法がありました。

(やるやらないは置いておいて)

 

これはざっくり分かりやすい金額で書きますが

 

10万円でiPhone13を仕入れて12万円で買取屋さんに買い取って貰います。

 

2万円の利益が出ます。これを100台やると200万円の利益。

 

といった風です。

 

手元に仕入れたiPhoneを買取屋さんに持っていくと現金でお金がもらえます。

(振り込みの場合もあると聞きます)

 

つまり、在庫が残るリスクがありません。

 

数日間のうちに現金化できる即金性が高いメリットがあります。

 

かかる諸経費はどんなものがあるでしょう?遠方であれば送料、近場は交通費。

 

ネット購入の場合は、通信費。店舗の場合は、自身の人件費、交通費。

 

これぐらいのものでしょうか?

 

即金性が高いと、得られた現金が目に見えて増えていく実感があるでしょう。

 

改善策のひとつは、即金性が高いもの(回転が良い)で不良在庫リスクがないものと言えます。

 

目に見えてお金が増える実感が大きいので、再現率も高いのです。

 

つまり成功体験者が多いということですね。それに近いのが、トレンド商品ですね。

 

といった風にスピード感を持って販売するのがひとつの解決策と言えます。

 

ただし、iPhoneにせよトレンドにせよ一時的な手法とも捉えられます。

 

ですから、この手法にこだわるというわけではありません。

 

この例の肝となる部分

 

・即金性が高い(回転が良い)

 

・在庫が残らない

 

ここをおさえておくとしましょう。

 

そして、次にお伝えしたいのが在庫リスクをある程度考慮しても利益率を上げていく努力が必要だという事。

 

利益率を上げる方法は諸経費を削減することもひとつ考えられますが、

 

やはり多くを占める仕入値を抑えて利益率を上げることがやるべきことでしょう。

 

どのようにして利益率を上げるか?

 

それは底値で仕入れる意識、癖をつけること販売で最大値を取る努力をすることです。

 

最初はなかなか難しいかも知れません。

 

ですが、検証や研究を重ね磨いていくしかありません。

 

手法で見ていくと、中古本をはじめとする中古品せどりが仕入額を抑えやすいと思います。

(古物商許可証などのクリアは必要)

 

中古せどりは新品を扱う方にとっては回転が遅く感じると思いますが、やはり利益率は抜群に優秀です。

 

ですから、仕入値を抑えて利益率を上げていくには良い手法です。

 

とは言え、商品によっては販売までに少し時間が掛かるという側面もあります。

 

僕は中古せどりはあまり取組んでいませんが

 

同じように利益率を上げるための手法として、レゴをはじめとした投資せどりを取り入れています。

 

副業勢は多少資金に余裕があると考えると投資せどりは採用しやすいと思います。

 

ただし、これ一本じゃ序盤かなり苦しいです。

 

それは仕入れ→現金化するまでに半年とか1年など時間が掛かるからです。

 

その点で見ると、仕入れ値が抑えやすい中古せどりの方が序盤は取り入れやすいでしょう。

 

ですから、即金性が高い手法と利益率が上がる手法を組み合わせるのがベストだと思います。

 

それが正に、わたしのせどりモデルです。

 

次第に資金に余裕ができて、投資せどりにまわす商材が増えてきますので

 

投資せどりの割合が増えながら利益率も向上していきます。

 

そしてもうひとつ大切な考え方として、売上規模を上げるという事も大事です。

 

100万円売上の利益率20%と1000万円売上の利益率20%では、増える金額が違います。

 

利益で見ると、20万円と200万円じゃ大違いですよね。

 

扱う量や仕入れ単価も上がってくるのでその分労働が増えるのは間違いありません。

 

私たちのお金が増える感覚というのは、100万も増えればびっくりしますから・・・

 

売上規模を上げることも一理あると思います。

 

最終的に結論を書きますと

 

手元にお金が残らないを解決するには、

 

まずはお金の出入りを見える化する。

 

 

お金が残らない原因を明らかにする。

 

 

対策を講じる
(即金、在庫対策、利益率向上など)

 

このように対策すると良いでしょう。

 

もちろん、直ぐに答えが見つからない原因もあると思います。

 

または思った以上に諸経費が圧迫している可能性もあります。

 

運賃などの値下げ交渉は、必要になってくる人も多いのではないでしょうか?

 

とは言え、せどりで稼いでいくにはこの流れの連続ですから目を背けず向き合っていきましょう。

 

仕入のレベルアップも大切ですが、販売での最大値も目指していくと良いですね。

 

最後に、売れない商品(不良在庫)があったらどうでしょうか?

 

一生、商品がお金に変わらずに残り続けることとなります。

 

価格を落として、赤字でも販売していくこと

 

そして、そもそも売れない商品を仕入れないことが重要になってきますよね。

 

今回のテーマは以上で締めくくりたいと思います!